1500を目指して

あまり指す時間もない中で、ポツポツと指してきています。昨日はそんな中で珍しく3局指してみました。珍しくというのは1局目で優勢の将棋を落としてしまい、熱くなってしまったせい。決め手のつもりで指した手が決め手になっておらず、更には動揺のせいか飛車が只取りになるのを見落としてしまい完切れ、正に何やってんだという内容であった。
第2局、勢いこんで指し始めたものの嫌な予感が的中、操作ミスにて飛車成りを一段間違え只で取られてしまった。開戦したばかりでの純粋な飛車の丸損の上に、その飛車(竜)を(飛車で)取った手が飛車成りの先手?となっており正に踏んだりけったり。さすがに投了ボタンに手がいきかけたが、気を取り直してとりあえず続行。先手(のはず?)の飛車成りを受けもせず、ヤケクソに指しているうちに、少し形になってくる。よくあることだが、相手の方も良くなり過ぎて、少しおかしくなっていたようだ。投げてくれると思っていたのに往生際が悪くがっかりした部分もあったのかもしれない。そうは言っても当然形勢は相手有利のまま終盤に突入するが、何の変哲もない竜取りを相手が見落としてくれる。私の玉も受けのない形ではあるのだが、一発では寄らず、そのあたりが相手の焦りを誘ったのだと思う。竜を取る手が詰めろになっていて逆転勝ちをおさめることが出来た。人間が将棋を指す怖さというものを感じる一局であった。私の方もベストの応手をしていたとは言いがたいが、とにかく喰らいついていくのみという気持ちが相手に伝わり、断然優勢の相手の方が影におびえるという、誰にでも経験のありそうな展開が逆転に結びついたのだろう。
第3局、押したり引いたりの最中に相手が引き分けを提案してきた。過去にも一度引き分けの提案をされたことがあり、その時は指すのがいやならいいやと受けたのだが、今回はその気にならず拒否してみました。相手には押したり引いたりの膠着状態に見えたのかもしれないが、私にはほんの少しずつではあるがポイントを稼いでいる自信もあったので。続行後一時おかしくなりかけた局面もあったが、予定通り?の勝利、自陣の高美濃城には一指も触れさせなかった。
この結果レーティングポイントは1474となり、目標の1500まで後二、三歩に近づいた。1500を超えると色が変わるのが楽しみである。更に1ランク上となると1800越えが必要だが、冷静に見てここまではとても無理、1600までいければ御の字という所だろう。