栗本薫氏執筆の「グイン・サーガ」1979年に始まり、当初宣言していた100巻を軽く超えて進行中。何時の頃からか斜め読みしかしなくなったため粗筋も私には定かではなくなってしまった。この大衆小説に文学性を期待しているわけではなく、過剰とも言える冗長性もさして気にはならない方なのだが、200巻もありえるみたいな情報にはさすがに首をかしげてしまう。ただ長〜いというだけの「グイン漫遊記」に成り下がってしまいそうだ。納め時を間違えると悲惨なことになりかねない。この調子では終わりさえ来ないんじゃ。
別の意味で完結が危ぶまれているのが田中芳樹氏の..いくつかの?..作品(アルスラーン戦記はもちろん、タイタニア(ってどんな話だった?)、灼熱の竜騎兵(ってこれも?)等々)。こちらの方はまともに書いてさえいただければちゃんと終わるのは間違いのないところなんだけど:-) 「アルスラーン戦記」くらいは何とか終わらせてと淡い期待を抱いていたら、12月に新巻という意外な噂あり、本当なら朗報だが。
朗報が(もう?)一つ。赤城毅氏の「ノルマルク戦記」が完結の模様。一体どうなってしまったんだろうという作品の一つでした。