6年連続200本安打達成

今年も苦しんだ末シーズン200本安打達成、メジャーリーグ史上3人目の6年連続200本安打達成者となった。近代ベースボール(20世紀以降)に限ればもう上には7年連続のWade Boggsしかいないことになる(19世紀末にはWillie Keelerが8年連続を記録)。イチローなら当然来年もと言うのは簡単だが実際は大変だろう。特に今年の好不調の激しさは異常で、8月などは一試合3安打が一度もなく116打数27安打8得点3打点2盗塁打率2割3分2厘の惨憺たる成績であった。これを見ている限り無条件に大丈夫だとはとても言えないと思う。この不調のせいで得点の伸びが鈍り(盗塁数2もひどいが既に30盗塁は達成していた)メジャー入り以来続けている記録の一つ年間100得点の達成が危ぶまれたが何とか達成できそうな感じになってきた(安心はできない)。
これで6年連続3割(ほぼ確実)、200本安打、100得点(かなり確実)、30盗塁、オールスター出場、ゴールデングラブ賞(かなり期待)が現実のものとなってきた。達成すれば勿論メジャー新記録だがもう少し条件を絞り込んで、5年連続200本安打100得点30盗塁の昨年の段階で既にメジャー記録、シーズン200本安打100得点30盗塁6回達成はメジャータイ記録(Ty Cobb, Willie keelerと)、少し意外な所では6年連続100得点30盗塁もタイ記録(Joe Morganと)となる。