ごきげん中飛車


一旦とった中央の位を取り返されてしまい図の局面に至る。この局面、今見るとそれほどではないような気がするが指している時はかなり悪いと思って指していた。そんな形勢判断の中で自分なりの勝負手を放っていったつもりの以下の手順
▲4四桂  △同 歩  ▲5六飛  △同 飛  ▲同 銀  △4五歩 ▲8三飛  △4三金  ▲4四歩  △同 角
▲4五銀  △9九角成 ▲4四歩  △3三金  ▲4三銀  △2二玉  ▲3四銀引成△9八飛  ▲4三歩成 △3四金
▲同 銀  △5六角  ▲3三金  △同 桂  ▲同 と  △2一玉  ▲2二銀  △1二玉  ▲2三と
まで81手で先手の勝ち
いかにも読み筋のような顔(ネットで?)をして指していたが、勝てたのは相手にお助けいただいたおかげなのは言うまでもない。


私が後手番で盤面が反転しているのに注意。
中央の位は確保できたが、左翼での折衝でいつの間にか桂飛交換の駒損になりどうみても私が不利な局面に至る。以下わけのわからぬ戦いを目指して(自然になった?)の手順
△4四角  ▲2四龍  △5三角  ▲3三龍  △4七歩成 ▲4三成銀 △同 銀  ▲同 龍  △5六歩  ▲同 金
△5八銀  ▲6五歩  △6九銀不成▲同 玉  △4四桂  ▲5五金 △5七と  ▲5四歩  △5六桂  ▲同 金
△同 と  ▲5三歩成 △6七と  ▲5八銀  △5七金  ▲6七銀  △同 金  ▲5八銀  △5七金打 ▲6七銀
△同 金  ▲6八金  △5六銀  ▲6三と  △5七銀打 ▲7二と △同 金 ▲6七金 △同銀成
まで100手で後手の勝ち
双方秒読みでよれよれ、鑑賞にはたえない手順である。それでも90手目の△5七金打で△6八金▼同銀△7八金以下の簡単な詰み手順を決めていればまだまだ見られる棋譜だったのだが、秒読みで目の見えなくなっている私は...